スタッフ日記
2010年
9月
9日
「マンドリルの赤ちゃんが生まれました!」
「マンドリルの赤ちゃんが生まれました!」
7月8日に、マンドリルの赤ちゃんが生まれました。性別はオス、愛称はジェナです。生まれて約2ヶ月、元気に成長しています。
母親のクミは、花嫁としてほぼ1年前の2009年7月に来園しました(クミの来園の記事はこちら)。北海道の動物園からやってきたため、浜松の暑さに慣れることができるか、新しい環境になじめるかどうか、お婿さんとの相性はどうか・・・など心配していましたが、どれも無事クリア! 赤ちゃんの誕生となりました。
マンドリルの子育ては、主に母親の役目。新米ママとなったクミは、最初のうちは抱っこの仕方もぎこちなく、やはり心配は絶えませんでした。
でも、クミはがんばっています。抱っこも徐々に上達しました。四六時中お母さんに抱っこされていた赤ちゃんも、母親から離れた場所で一人で遊べるようになりました。きゃしゃだった体には筋肉が付き、生まれたときよりも一回り大きく、たくましくなり、少しずつ離乳も進んでいます。
ここまでくればもう大丈夫。これからの成長が楽しみです。
マンドリルは「危急種(ききゅうしゅ)(将来絶滅しそうな種)」に指定されている希少動物。浜松市動物園が、マンドリルの保護に少しでも貢献できればと思います。