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スタッフ日記

2010年 10月 21日
「地球の生命(いのち)の教室を行いました。」

9月下旬の4日間(計8回)、「地球の生命(いのち)の教室」を行いました。8回行った教室には、延べ835人もの方が参加して下さいました。

浜松市動物園にいる動物たちを「地球の生命(いのち)」として、飼育員が撮影した貴重な映像とともに紹介しました。


また、ホッキョクグマのジェイソンの死を通して、生命の大切さを伝える試みをしました。死をみとった担当飼育員、担当獣医師が、その体験や思いを直接子供たちに語りかけました。

これまで、「ホッキョクグマ」「ゾウ」など、動物それぞれについてお話しする機会はありましたが、「生命」「死」などの大きなテーマについて直接みなさんにお話しするのは初めての試みでした。飼育員としては、どのような反応を頂くのか緊張しながらの開催でしたが、行ってみて、率直に「やってよかった」と感じました。

お話しする高木獣医師。

幼稚園の子供さんからご年配の方まで幅広い皆さんから「ジェイソン、ありがとう」「感動した」「面白かった」「明日を大事に生きようと思った」などの感想を頂きました。参加いただいた方々には、動物を身近に感じ、生命についても感じてもらえたのだと思います。後日「出張教室」のご要望も頂き、実施を検討しています。

多くの反響を頂いた「地球の生命(いのち)の教室」は、今後も継続して実施したいと考えています。次回は、3月の開催を予定しています。

飼育員から皆さんに伝えたいことは、たくさんあります。ぜひ、参加して下さいね。



あいにくの天候でしたが、最終回9月23日の教室の様子を、「動物資料館」にて動画でご覧いただけます。

教室の最後に、ジェイソンが残してくれた毛皮に触れて頂きました。


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