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スタッフ日記

2014年 4月 30日
「大海を目指して…」

ついにこの日が来ました

思い起こせば3か月前

毎年のようにゾウの運動場にカエルが産卵をしていくんです
水たまりなのに(汗)

おかげで天気の良い日が続くと水が干上がって全滅してしまうのでこの数か月のゾウ担当者の仕事はもっぱら水の管理でした
(目の前で干からびられると心苦しいんです(T_T))


そして順調に成長すると足が生えオタマジャクシからカエルへと

ついにこの数日で尻尾も無くなり水たまりから旅立っていきました

しかし自然は実に厳しい!
ゾウ担当者の気まぐれで水をくれるもんだから干上がりはしなかったけど本来はそこで全滅していたでしょう
生き残りカエルとなった今でも周りには捕食者や容易でない環境が待ち構えています
実際旅立ったにもかかわらずハマコに踏まれ潰れているカエルもいました

最初は数百、もしかしたら数千いた命のどれだけがこの先生き残るだろう
やはり全滅の道を辿るかもしれない
でもカエルは誰に教えられたでもなく水たまりから出て危険な「大海」へと旅立っていった


私たちの周りには実は身近に自然があるのです
その自然に魅了され私たち人間も自然の一部だと再確認するのもいいかもしれませんね♪

さぁカエルたちにはこれからが本当の自然です
この先は見ることすらできないけれど見事生き残り産卵の時期を迎えられたとしても、もう運動場には帰ってこないでね(>_<)


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