NPO法人 浜松市動物園協会 NPO法人 浜松市動物園協会
NPO法人 浜松市動物園協会
  • English
  • Português
  • 简体中文
  • 繁体中文

スタッフ日記

2015年 12月 5日
「シロフクロウが余裕の表情です」

フクロウニュースのお時間です♪

今回はシロフクロウたちの続報をお知らせします。
まず、この前新しく仲間入りしたオスの愛称が決まりました。
「ヘドウィグ」です(^^)/
名前の由来は有名な某魔法映画の・・・まぁ、皆さんお分かりですよね♪

さて、今回ご紹介するのはある日の夕飯の時のことです・・・。

夕飯の馬肉やマウスをあげると、いつものように真っ先に奥からフローズンが駆けてきました。そして、好物のマウスをクチバシでくわえ、食べるために奥の方へ去っていきました。


帰ってきたフローズンを一番奥の場所からじっと見つめるヘドウィグ・・・。
すると、ヘドウィグ(左)が鳴きながらフローズン(右)に近づいていきます。

あっ!

驚き、飛び退くフローズン。
クチバシでくわえていたマウスを落としてしまいました!

そしてなんと、ヘドウィグはマウスを拾って食べてしまいました(-_-;)

↓おいしそう?にマウスを飲み込むヘドウィグ

自分では動かず、女性を脅かしてご飯を奪いとるとは何たる卑劣!
とんでもない新参者がやってきたものだ<`ヘ´>
・・・と、思われても仕方ないかもしれませんね。

実は、先ほど上で鳴きながら近づいたと表記したのですが、それは子どもが親にえさをねだる時の声でした。(ワシミミズクのあいやはるなも去年は同じような声でよくねだっていました)

考えてみれば、ヘドウィグ今年の6月に生まれたばかり。まだまだ子供なのです。

つまり、子どもが母親にそうするように、ヘドウィグはフローズンにご飯をねだっていたのですね。
まぁ、フローズンはすすんでエサを分けてあげたというよりは、急に近づかれ驚いてエサを落としてしまったという感じでしたので、結局ご飯を奪いとったという事実は変わらないのですが・・・(^_^;)

どうやら、ヘドウィグはフローズンを魅力的なパートナーというよりはお母さんのような存在として見ているようです。
これはまだまだチャンスがあるんじゃないかな、ウィリアム(^_^)

↓手前からウィリアム、フローズン、ヘドウィグ(ポジショニングも決まってきました)


浜松市動物園サポーター募集

NPO法人 浜松市動物園協会