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スタッフ日記

2017年 2月 17日
「スラウェシ島のモアイは撮りにくい」

全身マックロで顔は彫りが深く、頭に目をやればたなびくソフトモヒカン・・・

そんなイカツイ見た目のサルの名は、知る人ぞ知る・・・



そう、クロザルです。

そのまんまですね。

さて、このクロザル。実はとても写真が撮りづらい動物なのです。


活発で素早く3次元的に跳び回るためピントが合わせづらかったり、引いて撮ると黒い物体で何が何だかわからない、そもそもクロザルの展示場の格子だけ他より太いので格子の目が入ってしまう、などなどありますが、もっと大きな理由があります。


それは、あふれんばかりの好奇心をもっているからなんです(゜o゜)

何年か前に生息地で研究者がカメラを置いておいたところ、カメラに興味を示して自撮りしたサルがこれですね。

当園のクロザル達は、お父さんがいて、その妻が2頭いてそれぞれとの間に1頭ずつ子どもがいるという、一家5頭家族です♪
その中でも特に好奇心旺盛なのが、下の写真のくりきんとん(♀、4歳)なんです。



何か珍しいものがあれば、触ってみなくては気がすまないようで


カメラも例外ではなく、こちらがファインダーをのぞきこんでいるとカメラのレンズにさっと手をのばしてきます!
レンズを汚されたくないので急いで引きます。



くりきんとんの様子を見て私もっ、とやってきたアオイ(いつものパターン)と二頭で、今度はカメラのストラップをひっぱる



くりきんとんを振り切って、ほかの子を撮ろうとすると、割り込んできます(笑)
ちょっとほか行ってて(笑)

レンズに自分でも映っているんですかね?



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