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スタッフ日記

2017年 12月 13日
「クロヒョウのスーに会いに行ってきました」

みなさんスーのこと覚えていますか?

当園で生まれ人工哺育になったクロヒョウのスー


母親の代わりに育ててくれた加藤さんが約1年ぶりにスーに会いに行ってきました

スーは加藤さんのことを覚えているのか?
1番気になるところですがどんな様子だったんでしょう

と、言うことでやって来ました鹿児島県にある平川動物公園


陸路を6時間近くかけて到着
座ってるだけでもお尻が痛くなりそうです

キレイな施設でホワイトタイガーやコアラがいますが、なんと言っても桜島が園内から見える好立地だそうです

スーがいる獣舎もキレイですね
お隣にはジャガーやオオカミがいました

さて、スーはどこにいるかな⁇

いました

初め加藤さんに気づいていなかったようですが、声をかけたらすぐに寄ってきて柵をすりすり〜


ちゃんと覚えていたんですね


親愛のしるしの鼻をならす音「ブフフ」も小さく聞こえたようですが、柵すりすりも鼻ならしも浜松にいた時はやってなかったんですよね

赤ちゃん返りしたかのように甘えの最上が出たんでしょうか


浜松を出た時よりもすらっとして大人体型になっていますが、中身は少しも変わっていないみたい


その後も加藤さんに甘えて後をついてきてたようで

加藤さんが2Fデッキ(上からも見ることができる)にあがれば柵をよじ登ってきました


昔も今も柵をよじ登るのは変わらないんですね

ちっとも変わっていない様子に加藤さんも懐かしく感じたようです


実際のところ、動物の記憶はどこまで残っているかははっきりわかりません

種や個体によって様々でしょうし、環境などでもメンタル面の変化はあるでしょう


私は経験したことはありませんが「再会」が果たせたのは加藤さんがスーにかけてきた愛情の賜物かもしれません


きっと加藤さんも表には出さなくても、心の中では泣いていたんじゃないでしょうかね


また写真も撮ってきてくれましたが、載せきれないのでスーのいた獣舎前に貼り出しておこうと思いますので来園の際にはそちらも見に来てくださいね



そうかぁ、久しぶりにスーが見たいと思っているけどなかなか鹿児島はなぁ…

とお感じの方に朗報です!

来年の大河の舞台は?


そう鹿児島です

直虎効果で沢山の方が浜松にきたように、スーを見に行くって言うダブル理由で行ってみたらいかがでしょうか


その際はステキな土産話を聞かせて下さいね


物でも大歓迎ですよ(^^)




最後になりましたが、今回のブログにスーの近況報告を載せることに対して快諾をしてくださった平川スタッフの方、いつも世話をしてくださる関係者の方々にはお礼を申し上げます。
おかげさまで鹿児島でもスーは愛されていることがわかり嬉しく思います。
これからもどうぞ宜しくお願いします。


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