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スタッフ日記

2019年 3月 18日
「ホッキョクグマのバフィンとモモ」

〜 2頭の変化 〜

みなさん、こんにちは。
今回は2頭の現状について記載します。

3月に入り、バフィンの行動に変化が見られ始めました。
落ち着かなくなり、よく歩くようになりました。

そして、先週の木曜日に大きな変化が起こりました。

木曜日の14時ごろ、2頭を観察していると、2頭がいつもと違い、明らかに距離を取っているのが見受けられました。
また、普段唸り声をあげないモモが唸ってるのを確認しました。
『おやつタイム』に、距離を取っていた2頭を近づけました。すると、ある一定の距離まで近付くと、お互いに吠えて離れました。

その日から、2頭の関係は大きく変化しました。
バフィンがモモを突き放し、威嚇するようになりました。
自然界では、仔が2歳になる頃に、親のホッキョクグマは仔を突き放します。
モモは4歳ですが、バフィンとモモにもその時期が来たのだと考えています。


現在は、バフィンとモモの同居が困難な状況になっています。
そのため、しばらくはバフィンのみの展示を行います。

皆さまには大変ご迷惑をお掛けしますが、2頭のためにご理解をお願いいたします。

今後どのように展示するのかは現在検討中です。


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