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スタッフ日記

2019年 2月 28日
「春待ちのユキヒョウだより~1年経ちました~」

早いもので今日で2月も終わりです。
最近は暖かくて、もう春を迎えたような気候が続いていますが、2月といえばユキヒョウ達がやって来てちょうど1年になります。


2018年の2/5にオスのコハクが、2/17にメスのリーベが繁殖計画によって浜松市動物園にやって来ました。

2頭とも暮らし慣れた環境からの移動だったのはもちろん、それに加えてリーベは気候が大きく違う札幌からの移動、コハクは移動先で生まれて初めての異性とのペアリングと、おそらく彼らの人生(ヒョウ生?)のなかでも、かなり激動の1年だったのではないかと思います。
担当者的にもペアリングetcでバタバタであっという間の1年でした。


移動直後は全然浜松の環境に慣れてくれなかった2頭ですが、いまひっくり返って爆睡している姿などを見ると、「ああ、慣れたなぁ」としみじみ思います。
まあ、コハクは今でも「慣れ…うーん…慣れた…?…まあ、最初の頃よりは慣れたけどね…うん…」みたいな感じですが(*_*)
繊細なので、普段と違うことがあるとダメですね。

例えばこの間、お互いの運動場を入れ替えて外に出た時があったんですが、その時にリーベが高台に麻袋を運んだんです。
特に気にせずにそのまま麻袋置きっ放しにしたら、翌日。
コハクが台の上にある(=いつもと違う場所にある)麻袋にビビったらしく、2週間くらい高台に登らなくなりました( ´_ゝ`)
これまでほぼ1日中高台で寝ていたのが、下で寝るように・・・。
結局1週間経っても一向に近付く気配がないので、しょうがなく担当がよじ登って麻袋を元の場所に戻して、それから更に1週間くらい経ってからまた登るようになりました。
この手の話を挙げたらキリがないですが、これぐらい繊細な面もあったりします。
せめてもうちょい図太くなって欲しいんですが、無理な相談ですかね・・・、コハクさん?


そんなこんなで日々思い思いに過ごしているユキヒョウ達。
もうすぐ過ごしやすい冬も終わり、新しい季節を迎えます。
コハクとリーベが繁殖に至るかは未知数ですが、まずはこれから先も2頭が快適に暮らしていけるよう努めていきたいと思います。



【フレーメンリーベ】

【まったリーベ】


【最近のリーベ】
コハクにご執心でよくアピールしていますが、コハクはそうでもないので片想い状態・・・。
運動場の入れ替えや柵越しでお互いに匂いを嗅いだりして我慢してもらってますが、やっぱりコハクの方に行きたいようでよくコハクに熱い視線を送っています(なおコハクは視線を避ける模様)。
最近は運動場でもよく爆睡するようになり、ポカポカ暖かい日などは仰向けになって寝転んでいる姿も見られます。

札幌と比べてはるかに暖かい浜松ですが、今年はさらに暖冬だったこともあり、今までリーベが経験した冬よりもかなり暖かい冬だったと思います。
寒くなくて物足りないと思っているのか、冷えなくて過ごしやすいと思っているのか・・・。
聞けるならリーベに聞いてみたいものです。

【後ろからコッソリ写真を撮ろうとしたらバレた時】

【リーベの痕跡(匂い)にスリスリ後のコハク】



【最近のコハク】
リーベのアピールはどこ吹く風状態で、気ままに過ごしています。
柵越しにリーベと鼻先を突き合わせても平気になりましたが、そんなに気にもとめず、のんびり過ごしています。
ただ、リーベにジッと見られるのは落ち着かないようで、リーベの視線を避けられる場所に逃げてるときもあったりしますね。
上でも書いたように、普段と違うことがあるといまだ警戒モードになったりもします。

ところで、コハクは体の模様が目立たないのが特徴で、初めて見たときは「模様薄いな~」なんて思っていたんですが、

何か最近前より模様が濃くなった気がしています。

気のせい?環境の変化で変わった?(変わるの?)それとも年取ったから?
真相は分かりませんが、もしかしたら少しワイルドになったのかもしれません??(模様が濃くなったらワイルドなのかは謎ですけども)


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