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スタッフ日記

2022年 6月 8日
「【ミニサファリ】最近の様子」

こんにちは!

なかなか更新できませんでした(いろいろありまして…)。
気付けばシマウマのウィンビも生後10か月が過ぎました。

相変わらずエレンにチョッカイ出して取っ組み合いしてもらってます(;^ω^)
ウィンビは遊びたくて仕方ないのかもしれませんが、エレンはすっごいイヤそうです(笑)


最近は、ウィンビがエレンに負かされてもジャスミンは無関心でのんびり過ごしています。
また、ウィンビがダチョウに威嚇されたり追いかけられた際に、エレンやジャスミンがウィンビを助けることはほとんどなくなりました。

ウィンビ1頭で過ごしている時間も増えました。
大きくなってから、柵のすき間に口先を突っ込めなくなったり、背中がつっかえて奥に入れなくなったり少し不便そうにしていることもありますが(笑)
順調に成長しています!
授乳はしていますが、回数は減りました。



今年は、暑い日が多いせいかキリンたちは木陰で過ごすのが目立ちます。
シウンは早くも夏バテ気味で担当を悩ませています(-_-;)

ただ、ルイはまだまだ若い(幼い?)せいか、日向で座って過ごしますし、エサももりもり食べています。

リョウもサブパドックの日陰で過ごしていました。


さて、最近たまにですが、リョウから室内に収容しています。
成功率は60%ほどです(;^ω^)
今までは、シウンから収容していましたが、以前リョウから収容できたらいいなあと思うときがありまして、時々チャレンジしています。
リョウから収容することがそんなに大変なことなのかと思われるかもしれませんが、
私がキリン担当になった5年前、リョウはシウンの姿が見えなくなると(室内に入ったとわかっていても)、不安からなのか放飼場で走りまくっていました。
シウンの姿が見えないことがリョウにとってイヤなことだったので、シウンが放飼場にいる時にリョウを室内に入れてトレーニングするのもかなり大変でしたし、トレーニングだとわかっていても室内に入って来ないこともたくさんありました。
また、以前は朝シウンから放飼場に出した際にも、シウンが見えなくなる時間帯がほんの少しできるため、リョウは室内で走ることもありました。
シウンが見えない=リョウの不安爆発 状態でした(;^ω^)
シウンはリョウの姿が見えなくてもケロッとしているんですけどね…。

ただ、この5年の間ゴロウマル・ダイヤの搬出のトレーニング中にシウンだけを室内に収容する時間を作ったり、
ルイの成長とともにシウンを放飼場、リョウをサブパドックに展示する日をぐっと増やしたこと、
ルイが隣の部屋に移動してきたこと、
そしてリョウ自身も年を重ねて精神面でも成長したことから、
最近はシウンが先に室内に収容されても放飼場でのんびりかまえていますし、
朝外に出る時もリョウがバタつくことはなくなりました。
リョウから収容することもできるんじゃないのか?と思い3月頃から時々リョウから収容しています。
ただ、リョウが入らない時もありますし、シウンが何故リョウから収容したのかと怪しんで入らないこともあるため、毎回成功するわけではありません(;^_^A
リョウもシウンの姿が見えなくても落ち着いてはいますが、長時間姿が見えないとイライラしてくるため、シウンが入って来ない時は一旦リョウを外に出してシウンから収容に切り替えたりしています。
今後ルイが成長し大人のキリンになったら3頭のうちどの個体からでも収容ができるようにしていきたいなと思っています。

以上、最近のミニサファリの様子でした(^^)/



さて、6月21日は世界キリンの日ですね!
当園では6月18日にガイドを行う予定です。
※雨天中止です

天気が心配ですが、ぜひ皆さま動物園まで足を運んでくださいね(^^)/


おまけ
つまみ食いするルイ…。
今度草刈りするよ~。
ちなみに、昨年はリョウがつまみ食いしながら牧柵を突き破りました…。


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