哺乳網
奇蹄目
ウマ科
ウマ(ポニー)
分布・生息地 | 家畜 |
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習性等 | ポニーは、肩までの高さが147cm以下の小型の馬の総称で、かつては農耕や炭鉱等で使われていた。現在では、ペット用、婦人・子供の乗馬、サーカスなどで使われている。毛色は、青色、黒鹿色が多い。頭が良く、温厚で、耐久力に優れている。 |
エサの種類 | 飼育下では、乾草、青草、草食獣用ペレット、ヘイキューブなど。 |
当園記事 | 雄「トニー」と雌「チャチャ」「ルビー」を飼育中。 「トニー」と「チャチャ」はシェットランド種、「ルビー」はウェルシュマウンテン種。 (2024年6月現在) |
ウマ(ミニチュアホース)
分布・生息地 | 家畜 |
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習性等 | ポニーよりもさらに小さい、一般的に高さ80cm以下の馬の総称。ほぼ大型犬と同じくらいの大きさ。かつて、炭坑での作業のために品種改良により作られた。 |
エサの種類 | 乾草、青草、草食獣用ペレット、ヘイキューブなど。 |
当園記事 | 雄「クロゴマ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ロバ
分布・生息地 | 家畜 |
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習性等 | 約6000年位前、野生のロバから家畜化された。 野生のロバは、アフリカ産のアフリカノロバとアジア産のアジアノロバに分けられ、いずれの種類も絶滅の危機に瀕している。 アジア産のノロバはキャン(チベットノロバ)、クラーン、オナガーなどの亜種が、アフリカ産のノロバはヌビアノロバ、ソマリノロバなどの亜種が知られている。 体が小さいのに頑丈で、粗食に耐え、力も強いので、荒地の多い地方の家畜として重要とされる。 |
エサの種類 | 野生下では、草、木の葉など。飼育下では、青草、乾草、草食獣用ペレットなど。 |
当園記事 | 雄「ポテト」と雌「マロン」を飼育中。 (2024年6月現在) |
シマウマ
分布・生息地 | モザンピーク北部からタンザニア・ケニアの草原とサバンナ。グラントシマウマやチャップマンシマウマ等、いくつかの亜種がいる。 |
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習性等 | 黒と白の幅広いシマを持ち、胴では垂直に、尻では水平になる。丸く太った体つきで、脚は短くずんぐりしている。非常に社会的な動物で、草の生え具合や水や天候の状況に応じて、2頭から数百頭の群れをつくる。 |
エサの種類 | 野生下では、青草(特にイネ科、カヤツリグサ科)など。飼育下では、乾草(チモシー)、ヘイキューブ、草食獣用ペレットなど |
当園記事 | グラントシマウマの雌「エレン」と「ジャスミン」を飼育中。 (2024年6月現在) |
偶蹄目
シカ科
ホンシュウジカ
分布・生息地 | ベトナムから中国東部、台湾、日本などの温帯林及びその周辺の疎林や草地。 |
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習性等 | 秋から冬にかけて10頭前後の群れをなし、それ以外は雌とその年生まれの仔と若い雄で群れをつくり、オスは別の集団をつくる。角は4~5月にかけて袋角が生え、9月ごろ立派な角になる。年とともに角の数は増え、3年目で3枝から4枝になる。 |
エサの種類 | 野生下では、草、木の葉、根など。飼育下では、青菜、樹枝、フスマ、草食獣用ペレット、鉱塩、カルシウム剤など。 |
当園記事 | 雌2頭を飼育中。 (2024年6月現在) |
キリン科
キリン
分布・生息地 | サハラ以南のアフリカに分布し、疎開林および木の生えた草原に生息。 |
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習性等 | キリンは角を持って生まれてくる数少ない反すう動物の一つで、動物の中で最も角の多い(亜種により5本)動物でもある。また採食で特徴的なことは、雄は高いところの葉を雌は低いところの葉を食べるので遠くからでも雄雌識別できる。キリンには9の亜種がある。 |
エサの種類 | 野生下では、木の葉、(特にアカシア)や小枝、時には花や果実や草。飼育下では、樹枝(シイ、樫など)、乾草(ルーサン)、ヘイキューブ、草食獣用ペレット、リンゴ、サツマイモなど。 |
当園記事 | 9つの亜種のうち、当園ではアミメキリンを飼育している。 雄「リョウ」と雌「シウン」のペアと、その仔雄「ルイ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ウシ科
アメリカバイソン
分布・生息地 | 北アメリカの草原地帯 |
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習性等 | 雌と仔の群れに時々雄が入るのが普通で、10~20頭の集団をつくる。日中は休息し、早朝と夕方に活動する。体についているダニなど寄生虫をとるために泥の中をころげまわり体を泥だらけにし、それを岩や木にこすりつける。 |
エサの種類 | 野生下では、草類。飼育下では、乾草(チモシー)、青草、草食獣用ペレット、ヘイキューブ、樹枝など。 |
当園記事 | 雌「プレサージュ」を飼育中。 (2024年7月現在) |
ヤギ
分布・生息地 | 家畜 |
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習性等 | 家畜ヤギの野生原種としてベゾアールとマーコール、アイベックスの3種類が考えられている。 この中で家畜ヤギに最も寄与したのがベゾアールと考えられる。 紀元前7000~6000年にはこのベゾアールがすでに家畜として人間に飼われていたと思われる。 寒さに強く動きが活発。高い所を好み、粗食に耐える。 また、雌雄ともにアゴヒゲがある。 |
エサの種類 | 飼育下では、乾草、青草、草食獣用ペレット、フスマ、ヘイキューブ、樹枝など。 |
当園記事 | シバヤギの雌2頭「ハク」「マイ」と、トカラヤギの雌「アワ」を飼育中。 (2024年6月現在) |
ヒツジ
分布・生息地 | 家畜 |
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習性等 | 野生ヒツジのムフロンやアルガリ、ビッグホーンなどから家畜化されたとされているが、現在では染色体の研究より、ムフロン説が有力。 家畜化されたのは紀元前9000~7000年頃。臆病で、群れをつくって暮らす。 毛用種、肉用種、毛肉用種、毛皮用種、乳用種に分けられる。毛は一年に一回刈る。 |
エサの種類 | 飼育下では、乾草、青草、草食獣用ペレット、フスマ、ヘイキューブ、樹枝など。 |
当園記事 | サフォーク種の雌「モップ」と、コリデール種の雌「コハル」を飼育中。 (2024年6月現在) |